師匠の原稿
卷 頭
これは私玄聖が今迄貴方の為に行使した「言霊」の集録であるが、御承知の通り言霊とは私の考えや判断から発した言葉ではなく無意識、反射的に噴出した魂(宇宙分霊)の響きです。
よって本文は理論や哲学宗教等の系統性や一貫性はなく、又これによつて
何かを教えようとか伝えたい等の意図も全くありません。
故に老俗凡庸の独り言か、市井の生き亡者のツプヤキと思い、分別を去り只ボンヤリと眺めて下されば行間の真気が自然と貴方の中に入り
結果私との日頃の対面や対談と同様の「良くは判らぬが明らかに一身一家を左右する様な現実現象」が発生しますが
私の没後は更にその波動は増巾し、貴方が問題に対した時は本稿を前に嘆目放心して頂くだけで腹底が鳴動し私の答え
がフッと湧き上る筈です。
それが実は貴方の「大我の躍動」なのです。
師匠の原稿より♪