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師匠の原稿⑤

『当然即真理』
自然顕現
人間存在の意義と役割りは宇宙の経輪と自然界の推移

「吾即自然」
人間のありのままの姿を顕彰してみると、人は天地間(地球表面)に在り太陽系銀河圏を10万k/hで飛翔する光固体であり乍ら自覚不能と言う不思議さを持つ

それは人を押し流して在らしめる「見えない大きな力」だが先づ何人と言えども自らの自己生命の始終を知る者は居ない。

吾が性別、資質は元より親家系も選べず国や人種、時代等も悉く一方的に押し付けられたものであり、その他力の生存条件を行使して生きて行く以外に生きる道はない。

幼少青壮老の行程は不変で後戻りは絶対許されず、如何に困るとも自らを代行してくれる者はなく

地上をおいて逃れ得る場所も皆無であり、行き付く先は皆死出の旅路の一本道である。

昨日(過去)があるから今日(現在)がある
これは事実であって君が望もうと拒もうと明日は来るし更に君が死のうと生きようと
地球は廻り陽は昇るのだが、その明日に君が出逢えるとの確約は絶対にないのが当然なのである。

地球の自然(運動)は太古来延々とその存在活動を続ける中で海の中から生命体を産み出した他あらゆる動静物を創造し、それ等の全てが存続する為の事物事象を供し続けて来た結果が今在る吾である。

故に吾は即ち自然であり更にその自然界を産み在らしめている原動カ(エネルギーの波動)を神と名付けているのだから 「天然の吾」を
そのままに見性するならば

誰にっても吾は自然界の一部一象であり「神人合一即身成仏」は当り前の事実なのである。

「自力前進」
この父たる宇宙エネルギーと母なる大地により産み出された人間生命は上記の絶対他力の生存環境と共に自らが親(天地)と同様に存在を永続発展させる為の偉大にして精密神秘な超能力(本能)を与えられており

それが「生命力」と言うパワー即ち自我自カとなって発動され

頼みもせぬに心臓は勝手に鼓動し呼吸は続き頭は忙しなく働き
腹が減ったら喰い渇けば飲み、疲れて休み、眠くなって寝る等の恒常性機能を発揮し作ら自生命の拡大発展向上の為に周囲に対しての戦いを挑む。

この自力の前進力と前記他力への順応性を行使した事により人類は地上に生き残り今日それなりの進化を果して自然界経輪の一翼を成しているのも宇宙の必然なのである。

「暗蒙未開」
以上の「吾即自然」「自然界の中枢」たる自己の本質と役目に対し、現人類は未だ進化途上であり動物質優位である為
殆どの人は自らを「何処から来たり、どこを目指す何者なるか」を識らず、
問はず、只結果としての吾の実感を基に「生きている
から頑ん張らなくっちゃ」と一事一象の有利有効を目指して右往左往し、目前の成敗に骨身を削り、汗を流すが結果は一喜一憂のくり返しを脱する事はなく、消耗の果て人生の終焉を真近にして始めて不毛の旅の虚しさに氣が付く。

その我執迷走の今生を解脱し真人となる迄の転生期間を釈尊は56億7000万年と告辞(ヨゲン)しており、それ迄の人間は皆「色気七分に喰い気が三分」と生殖による生命の継承及び今生での身を養い守る為に争うとの本能(色と欲)のままに生きる筈である。

「無碍光然」
然し自らを在りのままに観照してその無碍光の生命の流れが現世有界を通過する「今の吾が実在」に開悟する者は今生での四苦難渋も原罪混濁も何の痛痒とはな
らず無量寂光の世界を自在淡々に生きるのである。

師匠の原稿⑤より♪f:id:sanmeifuku:20200614185413j:image