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太陽神経叢

このヘソの話はあまり請けないようで読んでくれる人が少ないのですが、書く人も少ないと思い書いていきます。

 


当たり前のことですがお臍はお腹(ナカ)にあります。そのお腹のシンボルがお臍です。

お腹は心臓・肺臓の胸部の下部に横隔膜がありますが、その下の部分の胴体を総称してお腹と読んでいますが、その象徴がお臍です。

 


お臍そのものは母体から新しい生命体としての胎児との全てのやり取りの痕跡であるだけでそれ自体としては存在するだけてのものです。 

 


お臍、ネイブル・パワーが意味があり核・急所・生命の源と云われる場所であるのは、そのお腹のなか側にあります。

 


お腹の内側は心臓・肺臓以外の全ての内臓の臓器があります。横隔膜の下には肝臓・腎臓(左右)・膵臓・胆嚢とそして胃と腸(小腸・大腸)肛門です。

 


そして臍下の丹田の深部には腸がありますが、ここが臍が神の座といわれる自律神経を司り、お腹=腸はセカンド・ブレイン、第二の脳とも云われている由縁です。

 


生物・哺乳類・人類の新化の歴史からは腸の方が先に出来た脳で頭脳に比べ地味な隠れた存在ですが大変重要な働きをしています。 

 


この腸の調子が健康には勿論のこと重要な任務を果たしていますが、情緒・心理とか精神的なものにも頭脳に多大な影響を与えています。

 


この臍や丹田若しくは太陽神経叢を歴史的に見れば、インド五千年の歴史を持つヨガ、中国の仙道や道教、日本の禅や武道に見られます。

 


釈尊丹田呼吸で悟りを開いたとされ、吐く息に心を込めれば新境地が開けてくるとお釈迦様が仰り、【大安般守意経】を記されました。

 


この”安般守意”とは「心を込めたお経」と云う意味があるようですが、「安」は古代インド語の”アナ”で入息を意味し、「般」は”パーナ”で出息を意味するのでこのお経の意味は<<大意識呼吸法の教え>>と平易には解釈できるようです。

大は尊大の大、意識は無意識でなく、心して行う呼吸の方法の教えです。

 


、西洋ではイエス・キリストが「われは内在神の助けがなければ、何事もなし得ず」と、内在神の偉大さを云っております。 この内在神とは<<自律神経>>のことです。

 


自律神経は<ヘソ=丹田・太陽神経叢>にあり、東洋の白隠(ハクイン)禅師は釈尊の教えを学び「丹田こそ、自分の生命であり、ふるさとである!」と喝破し、「丹田強化法」を編出しました。  

 


この白隠丹田法から、その流れを汲み、その後いろいろな健康法が生まれました。

古くは佚斎樗山の「収気術」白井鳩州の「赫気術」、平田篤胤「気海丹田法」・・・・・近代では肥田春充の「腹力法、中村天風の「心身統一法」西勝造の「腹部浄化法=断食による腸内浄化法」などです。

 


西洋でも1900年初頭、にベネットとミューラという人が「腹力健康法」でブームを起こしたそうです。

 


人体の中心が腹・ヘソ=丹田であり、そこが自律神経系の中枢拠点であり、ここを強化することが<生命>の働きを最高にする秘訣であります。ヘソ・丹田の強化法が健康法の基礎となります。

 


https://smcb.jp/diaries/3774436

より転載させていただきました