算命学の歴史

中国の占いは4000年くらい前からあり

『算命学』という学問を確立させたのが鬼谷子（きこくし）という人です。

鬼谷子はどんな事柄にも原因と結果があると考え
原因の部分と結果の部分を別々に研究した結果
人の人生のすべてを知ることができたようです。

算命学では原理部門と実証部門があり
それぞれ陰占と陽占と名付けて呼んでますが

人それぞれに与えられた質を符合として『星』を用いています。

『星』と聞くとみなさんは何を思い浮かべますでしょうか( •̀∀︎•́ )✧︎❓

私の場合は…
今の時期だと夜空を見上げると北斗七星が見えますよね(*^^*)❓
オリオン座も確認出来て、とても嬉しい気持ちになります。
そういったそのまんまの『星』をイメージしてます。

ところが…

この『星』という文字にはもっと深い意味があって
文字を分解すると『日』と『生』にわけることができ

『日』と『生』が一緒になって

『生まれた日』ということになりますo(^▽^)o

生まれた日はみなさんにとって世の中との
ファーストコンタクト
つまりあの世からこの世への接点であって
このことに何かイミはないのか…
と昔の中国の人は考えたようです。

私もそうですし、みなさんも生まれて来ようが来まいが
宇宙は存在してるし、地球も存在してます。

死んだのちも宇宙や地球も存在し続けています。

しかも一定のリズムを保ちながらの存在ですので私たちの生老病死は
その宇宙や地球のリズムと何か関係があるのではないだろうかと考えたようです。

【宇宙と地球のリズム】

生まれた日と書いて『星』
人間はそのまま宇宙の縮図と考えた昔の中国の人は

太陽が昇り…
日が沈む1日というサイクル

それが一月になり一年になる

一年を通して自然を見てみると
春夏秋冬という四季が存在してることに着目しました。

春になれば花が咲き
夏になれば虫が活動し
秋になれば実をつけ
冬になれば葉を落とし
枯れ木のようになります

大自然が教えてくれるさまは私たち人間の成長と同じで
生まれてから大人になり年をとっていく

以上のことによって
宇宙や地球のリズムには『質』が伴っていると考えたようです。

その質を探し求めた結果
五つの質に辿りつきました。

樹木や草花は『木』の質
太陽や灯火は『火』の質
山岳や田園は『土』の質
岩石や宝石は『金』の質
大海や雨は 『水』の質

宇宙の氣がそのまま地球上に形になっていると考え…
それを甲乙丙丁戊…というように名付け
十干と呼ぶようになりましたo(^▽^)o

木は火の燃料になり
火によって燃えた灰は土に還り
土の中では鉱物が生まれ
金（鉱物）は水を生み出し
水は木を育成する

この考え方を五行といいます。

さらに各質には『大きいもの』『小さいもの』があり
それを『陰』と『陽』というように分類したようです。

この考え方を陰陽五行思想といいます( •̀∀︎•́ )✧︎

【時間の流れ】

宇宙のバイオリズムは12年毎に一巡するにはワケがあります。

昔の中国の人はとてものんびりしたところがあって
毎日、毎日、木星ばかりを観察していた人がいたそうです✨

すると…
12年経過したトキに木星が元の位置に戻ってきたのを発見し
宇宙のリズムの周期に違いない…

そう思ったようです。

この12という数字はとても都合がいい数字だったらしく
1年を12で割って生活してみると
まさにピッタリだったようです(๑•̀ㅂ•́)و✧︎

1〜12という数字では味気ないと思ったのか
身近にいた動物の名称を用いて呼ぶようになりました。

これが子丑寅卯辰…という十二支です

先ほどの木性、火性…等の10コの質（空間）と
12コの干支（時間）が順繰りに巡ってくる

こういうふうに考えたようです😊

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